フラッグを立てよう

カヤックは他の船からどう見える?

釣り用のカヤックは大きくて4m、厚みは50cmほど。
さらに水面に浮かぶと下半分が水の中です。

そして人が乗ると上半身1mほどが水面上に出ます。

これを大海原に浮かべ横からみたとすると。。。
どうでしょうか、小ささが想像できますか?

カヤックは他船から見えづらく、波間に入ると完全に見えなくなる場合もあります。

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動力船が迫ってきて衝突直前で気づいてもらえたとしても、カヤックの動力は1人力の非力さなのでサッと回避できません。
衝突が避けられたとしても、引き波をもろに食らうことになります。

他船により遠くから認識してもらうことが安全面で重要になります。

フラッグを立てよう

そこで、カヤックアングラーの方が自主的にやっているのがフラッグを掲げて自分のカヤックの視認性を上げる方法です。

フラッグを掲示しないからといって法的な罰則などはないですが、もし衝突などの事故が起こればカヤックフィッシング規制の動きに繋がってしまうかもしれません。

法律が云々でなく、自主的に安全にみんなが楽しめるカヤック文化を創ろうとする動きは素晴らしいと思います。

旗はお守りと思ってたほうがいい

旗を立てることで安全度がアップするのは違いないですが、安心して良いかというとそうではなく、他船から少し見えやすくなる程度と思っていたほうがよいです。

一度水面に浮かんだら、常に周りを確認し危険回避するのは変わりません。

しかしフラッグを立てることで、たとえ数パーセントでも安全度が上がるなら、自分で出来ることはしっかりやっておくのが長く楽しく趣味を続けるコツの1つと思います。

フラッグの色

他船に認識してもらうための旗なので目立たないと意味がないですが、海上だとどんな色がよいのでしょうか。

背景の青が濃い場合

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赤、白、オレンジ、黄色、ピンクが目立ちます。
背景が寒色なのでやはり暖色が良いようです。

背景が白っぽい場合

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モヤが出ている時や、太陽が海面に反射して白んでいるときはどうでしょう。

先ほどよりも全体的に目立つ感じです。
白は背景に馴染んでしまってます。
黄色も少し目立たなくなりました。

2つの背景の例だと、
赤みの入った暖色系が良いようです。

暗い場所ではどうなる?

暗いところでは暖色よりも寒色のほうが見やすくなります。
「プルキンエ現象」と言われています。
といってもこれは比較の話で、夜明け前や夕暮れどきなどは何色でもほとんど見えません。

レスキューオレンジ

レスキュー隊の服装は濃いオレンジ色ですが、これは煙の中でも目立つようにとのことだそうです。

安全装備などもオレンジ色をしていますよね。

このオレンジ色を、レスキューオレンジとも言うそうです。

フラッグ取付位置のポイント

シートより前だと釣りの邪魔になるので、
カヤックの後ろ側に取り付けるのがよいです。

取付場所は、

・スカッパーホールに刺す。
・クーラーに固定する。
・デッキに固定する。
・ロッドホルダーを利用する。

などがあります。

大事なのは、
沈したときにすぐに外れるようにしておくこと。

外れないと、転覆したカヤックをひっくり返すときに抵抗になります。
また、カヤック後方から再乗艇しなければならない場面で邪魔になります。

フラッグを自作する

お値段が数千円ほどの専用品も売っていますのでお金に余裕がある方は購入してもよいですが、
自作もそれほど難しくないとので参考までに作り方を掲載したいと思います。

【 用意するもの 】

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・フラッグ生地

オレンジなど目立つ色を選ぶ。
大きさに決まりはないが、
最低でも縦30cm、横40cm位はあったほうが良いと思います。
遠くから認識してもらえないとフラッグの意味がないので。。。
大きいほど風の影響を受けやすくなります。
ビニール地など、水を吸わない素材がよい。

・フラッグのポール

長さ2m~3mほど。ある程度しなる素材がいい。
使い古しのロッドや竹などがおすすめ。

・浮力スポンジ

沈したときに旗が沈まないようにポールに取り付ける。
ホームセンターに売ってます。

・ハトメの道具一式

ホームセンター等で1000円台で買えます。
ハトメは「アイレット」とも言います。

・固定金具

フラッグを立たせるための金具。

・結束バンド

100円ショップで売っています。
タイラップやインシュロックと呼ぶこともあります。

・ステンレス針金

風がなくてもフラッグが張るように、骨として使いますので、細いアルミパイプなどでもよいです。
柔らかいとフラッグ生地を支持できないので注意します。

 【 作り方 】

  1. 生地にハトメで5箇所nに取り付けます。
  2. ポール素材を2mほどに切ります。
    釣り竿の場合、竿先が柔らかすぎるようであればある程度切ってしまいます。リングも外しておきます。
  3. 針金を直角に曲げ、ポールと生地と共に結束バンドで固定します。
    ポールと生地は抜けないようにキツめに結束します。
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  4. 浮力スポンジをポールの下の方に結束バンドで固定します。
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  5. 固定金具をカヤックやクーラーに取付け、ポールを挿して出来上がり。

 以上、参考までに簡単に自作フラッグの作り方をお伝えしました。
みなさん、よきカヤックフィッシングライフを!

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